花事典

Flower dictionary

ダリア・群金魚

ダリア・群金魚

科 名:キク科原産地:メキシコ
別 名:天竺牡丹(テンジクボタン)
花言葉:華麗

花の大きさ、形、色彩の全てが豊富で育てやすい庶民の花です。
初夏から初秋にかけて、長い期間花が楽しめます。
又、球根が新しい子球をつけるので、これを切り分ける分球と言う方法で、楽に株が殖やせます。
ダリアは花形によって、次の10グループに分けられます。
一重咲き:舌状花は1列に平に開きます。中央の管状花は集まって円盤状になります。
アネモネ咲き:外輪は一重で、管状花はやや平です。外輪と色は異なります。
コラレット咲き:一重の外輪と管状花との間に、色の違う短い弁を持ちます。
スイレン咲き:八重で、幅広の舌状花がスイレンの花弁の様に整然と並びます。
デコラティブ咲き:八重で、幅広の舌状花が数列並びます。中央の管状花葉ありません。
ボール咲き:全体が球状に咲きます。舌状花先端は内巻きになります。
ポンポン咲き:ボール咲きよりも、更に全体が丸く咲きます。
カクタス咲き:舌状花は八重で、管状花はありません。花弁の先端はとがり、強く反転します。
セミカクタス咲き:舌状花は八重で、先が細く、基部は幅広です。花弁の反転は幅の半分以下です。
オーキッド咲き:一重の変わり咲き(スターダリア等)
ピオニー咲き:幅広の舌状花が3~4列やや不規則に、並ぶ品種もあります。

植え付け:3~5月に、植え付け場所を深さ30cm位耕して、直径30cmの植え穴を掘ります。ここにピートモスか腐葉土を両手に山盛り一杯と過燐酸石灰を一握り、緩効性の化学肥料を一つまみ入れて、深さ10cm位に球根を植えます。間隔は、1㎡に1球が目安です。植えた後、芽から3cm離して支柱を立てます。
水遣り:夏の日照りが続く時には。2~3日に1回、早朝にたっぷりと与えます。
肥料:植え付け時に元肥を施してあれば追肥は殆ど不要です。但し、切戻しの後に1回、ハイポネックスの千倍液などの液体肥料を施します。

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