今月の絵　～応接室より～

【作品名】

ホオズキ【水無月/六月】

【作家紹介】

台日藝術博覧会2019での展示や、フランス・パリ「サロン・ド・アール・ジャポネ2019」 グランプリなど、多くの実績を持つ実力派アーティスト。

20歳から40歳まで映像業界(広告業界)で映像デザイナーとして活動するも、デジタル表現やビジネスでのクリエイ ティブ活動に疑問を持ち、アクリル画を描き始める。

【作品説明】

作品のモチーフであるホオズキは⽇本の花⾔葉では嘘、偽り、ごまかしというネガティブな意味を持っている。しかし、ホオズキの実は枯れると葉脈だけ残り中⾝の実が全て⾒える。　　　　　　　　　　花言葉に嘘や偽りというネガティブな意味を持つホオズキだが、実際はむしろその逆で、真実を表していると思っている。ホオズキの実は、枯れると葉脈だけが残り中の丸い実が丸見えになる。これこそ、隠し事のない、真実を表している姿ではないか。
現代社会は混沌さを極め、何が真実で何が嘘なのかもわからない時代になってしまいました。
こんな時代だからこそ自分の心に正直に生きる大切さをホオズキを通して表現してみました。