花事典

Flower dictionary

デンマークカクタス:トーア・ニレ

デンマークカクタス:トーア・ニレ

科 名:サボテン科原産地:ブラジル
別 名:デンマークカクタス・クリスマスカクタス
花言葉:美しい眺め、冒険心、命の喜び

この花は近年デンマークで品種改良された新しい品種です。
カニバサボテンやイースターカクタスと、しばしば混同されますが、葉(正確には茎節)の縁が鋭く、年内に開花する性質の強いことが、シャコバサボテンの特徴です。
現在シャコバサボテンの名で親しまれている物の殆どが正しくは「クリスマスカクタス」にあたります。
18℃~23℃の気温で、最も旺盛に生育します。霜に当たるとたちまち葉が傷んでしまうので、秋から春にかけては室内で管理をします。
レースのカーテン越しの光を当てます。又、エアコンの暖気が直接あたる所や乾燥した部屋は好ましくありません。夏場は家の北側の明るい場所や木陰など、直射日光の当たらない風通しの良い所において管理をしてください。
葉が多肉質なので乾燥には良く耐えます。水を与えすぎると根腐れをおこしますので注意が必要です。水は3日に1回の割合で与えれば十分です。開花後は水やりの回数を減らします。

開花後は生育が緩慢になるのでこの期間中の施肥は必要ありません。
肥料は新しい芽が活動を始める翌年の4月以降に施します。梅雨明け以降は施肥を控えます。

“屋内の空気は汚れています”
《エコプラントが空気を浄化する仕組み》
私達は、屋内環境を大気汚染という名の害悪から逃れられる安全な避難場所と考えがちです。
確かに「スモッグ警報」が出ている時など、屋内に留まっている方が無難です。
最近の研究によれば、屋外の環境に比べ、屋内環境の方が10倍も汚れている場合もあるといわれます。断熱設備を整える事によって暖房、空調の為の燃料消費量を減らすよう工夫された事務所や家屋が増えてます。ある程度の換気は必要ですが、加えて湿気、熱気、匂いを除去する為の換気も求められます。
多量のエネルギーを消費せずに、十分な換気を行って快適さを得る事は今でも至難の業です。
建材や内装具の原材料に変化が生じ、多くの場合、圧縮木材や繊維板が利用されています。
オフイスにはパソコンやコピー機をはじめとしたエレクトロニクス製品がひしめき合っています。
これらの製品から様々な「有機化合物(ホルムアルデヒド・キシレン・トルエン・ベンゼン等)」が発生します。
この様な「有害物質」の除去能力があるのが「植物」です。
特に観葉植物の中には除去能力の高い物がありますので、是非、室内に置かれてみては如何でしょうか!!

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