平成30年12月13日 第34号

 平成30年も残すところ、あと半月となってしまいました。1年経つのは本当に早いですね!!

今年3回目となる「社長の日誌」を掲載させて頂きます。

 2018年の世相を一字で表す「今年の漢字」が『災』に決まりました。日本漢字能力検定協会が12日、京都市東山区の清水寺で発表しました。日本列島に接近したり上陸した大きな台風、後を追いかける様に北海道で発生した地震は全国各地に大きな爪痕を残しました。

 又、日本だけではなく、世界的にも異常気象が発生し、乾燥や強風の為にアメリカやスペイン・ギリシャで発生した「山火事」も大きな被害をもたらしました。人為的(焚き火・放火)なものだけではなく。自然発生的な被害も多々あるようです。

 全国各地で発生した災害は、我々市場にどの様な影響が出て来るのか?考えさせられます。北海道胆振東部地震の影響で、鵡川町からご出荷頂いているトルコキキョウの生産者の方の「燃料タンク」が、傾いてしまったそうです。来年以降に影響がなければよいのですが…ニュースの画像で山肌の崩れ方を見ていると、被害の大きさが良く理解できます。

早く復興し、元通りの生産、出荷形態に戻れるよう頑張って頂くしかないですね!!

 ところで、ここ数年洋蘭類の販売市況がかなり低迷しています。年末の贈答用として人気を保っていた、シンビジューム・デンドロビュームに全く元気がありません。

数年続いた単価下落に生産意欲も減退、生産数量を減らしてみたが一向に相場は戻らず、この先どうなるのか?花き業界全体として、唖然とするばかりです。

 洋蘭類だけではなく、シクラメンもポインセチアも同様元気がありません。それ程生産量が増えている訳ではなく、むしろ全国的には減産気味にあるにもかかわらず…です。

消費者の皆さんが、花に対する興味をなくしてしまったのか?飽きられてしまったのか?

原因は判りませんが、何とか打開策を検討し、業界を挙げて手を打って行かないと、益々じり貧が加速するのではないか…と思います。

 千葉県の実業家「滝口長太郎」さんが言われた『打つ手は無限』と言う言葉があります。

我々業界人としてまだまだ工夫・努力・改善、の余地はあるのではないか?と考えます。

植物の特徴や栽培管理方法をよく理解していないと、折角の綺麗な花が長持ちしません。特に高価な洋蘭類等は長持ちして当たり前、持つものだ…と言う既成概念があるのかもしれません。その栽培方法や管理方法を的確に指導出来るのは、「花屋さん」しかありません。何故なら、お客様に直接接触できるのは「花屋さん」だけですから…

私の仮説ですが… 昔の様にお客様に、「対面販売」で懇切丁寧な説明をしながら売る事が出来るのなら、情報を伝える事も出来ましたが、人件費もかかる今日の様では、余計な配置も出来ません。その為に情報の伝達が減り、徐々に消費者の皆さんが減ってきているのかな!!と思います。

“植物を育てる”楽しみをいかに実感して頂く事が出来るのか?この辺に打開策があるのではないかと思いますが、如何でしょうか?