平成30年7月13日 第33号

 1951年気象庁統計開始以来、関東甲信地方では初めて6月に梅雨明けを迎えました。6月29日の梅雨明けは平年よりも22日、昨年よりも7日早い梅雨明け宣言でしたが、ここ連日全国的に暑い日が続いておりますが、お取引先の皆様方にはお変わり御座いませんか!!

 ところで、今回西日本を襲った記録的な豪雨の犠牲者数は、1982年に300人近い死者・行方不明者を出した、『長崎大水害』以来最悪となる155人に上ると発表されました。7月10日現在、まだ行方不明の方や安否の確認の出来ていない方々は67名程いると言う事です。

多くの亡くなられた方々には、心よりお悔やみを申し上げますと共に、被災された皆様方には1日も早く復興され、普段通りの生活に戻れますようお祈り申し上げます。

 さて、暫くぶりに本年2回目の「社長の日誌」を掲載させて頂きます。

間もなく、弊社第52期もいよいよ年度末を迎える時期となりました。今季を振り返ってみますと例年の如く、天候に大きな影響を受けた年となりました。

昨年秋の台風襲来により、強風や長雨・日照不足により、植物の成長には厳しい条件となり、野菜や花も収量が激減し単価の高騰する時期が長く続きました。

しかし、年明け以降は比較的安定した好天に恵まれ、入荷状況も回復傾向となり、相場もやや安定をしてきましたが、昨年末の相場高騰により、花屋さんの懐具合も厳しい状況が続いた為か、今一、買い気に乏しく軟調相場が続き、7月新盆商戦を迎えても回復が見込まれず、この先、どの様な相場で推移するのか?見透視が着きません。特に入荷量が多い訳ではなく、空梅雨等で消費が落ち込んでいる様な状況でもなく、不可解な相場の動きになっています。

 野菜の価格も軟調相場と聞いておりますが、今回の「豪雨災害」による、入荷量の減少は「相場高騰」をもたらすのではないか?とも言われておりますが、明確な答えは判らないのが現状です。

それでは今後はどの様な市況となるのか?予想をして見たいと思います。

まず、4~5月も比較的好天が続いた為、前進傾向での出荷状態が続きました。暖地物が終了し高冷地ものの入荷が増えてくる頃ではありますが、それ程の入荷量が見込めないようです。いよいよ、東北・北海道の産地では「少子高齢化・後継者不足・労働力不足」の影響が徐々に出て来ることとなりそうです。

特に、露地物等は激減となるのか?不安がよぎりますが如何でしょうか?

関東甲信地区の高冷地でも生産量は徐々に減ってきています。

これから始まる「旧盆商戦」「お彼岸商戦」はどうなるのか?今から心配です。

その後、高冷地や東北・北海道からの入荷が無くなる10月以降は更に心配です。

昨年同様、原油の高騰が影響し、加温栽培の菊・バラ・カーネーション等が大幅に生産量が減らないか?又、年末用の松・千両も労動力不足の影響で出荷量が確保できるかどうか?益々、相対取引(セリ前販売)のウェートが増えるものとみています。

日本花き卸売市場協会・加盟市場の「代表者変更」も例年以上に多くの報告が相次いでありました。全国市場の取扱高も何とか下げ止まり、低調ながらも経営も安定をしてきたので「この辺で交代」と言う市場が増えたのかな?と思います。勿論、定年や高齢化での交代もあった事とは思いますが、経営陣の若返りが進み、我が花き業界に新しい風が吹き、活気が取り戻せると良いですね!!