平成26年7月9日 第24号

 社長の日誌第23号を出してから、早いもので1年を迎えようとしています。

昨年9月、千葉県船橋市の実業家、滝口長太郎さんの『打つ手は無限』と言う誌を掲載させて頂きました。もう忘れましたよね!!

常に前向きに元気良く、人の知恵も借りながら行動していれば、打つ手は無限にあり、必ず何とかなるものである・・・と言う話です。

 平成23年12月27日に「食道がん」の手術をし、丸2年経過した昨年秋頃よりようやく声も出るようになり、普通の会話が出来るようになりました。

それ迄、声が出づらいということで外に出ることを控え気味にしていましたが、体調も戻ってきましたので思い切って取引先の花屋さんや産地に出始めました。

 久し振りに出て見るとやはり大きく変わって来ている事を肌に感じます。

それは「産地生産者の二極化」や花屋さんの弱体化です。

今迄順調に取引を拡大してきた各地域農協さんの共選、共販体制が大きな曲り角にきており、以前と比べ、余りにも弱体化が激しいのでびっくりしました。

 意外と元気なのが、「個人出荷生産者」の方々です。特に何処からも支援はないし、情報も個人的に収集しなければ何も入ってこない状況の中で、以外や以外でした。

 それは何故か?個人生産者の方々は「独立独歩」で経営をせざるを得ません。

誰かが助けてくれる(資金や情報)わけではないし、自分自身でしっかりとアンテナを立てて、取引市場や種苗会社からの情報を集め、それに基づいて経営判断をしてきている訳です。

 残念ながら「共選・共販」の方々は、自分達で情報収集して「判断」をすることが狭められてしまいます。農協の指導により、生産品目も限られてきます。

自由度の高い「個人生産者」の方のほうが、「生き生き」しているようです。

勿論、自由度の高い「共選・共販組織」も有りますが、衰退しているのはやはり「自由度」のない「閉鎖的な農協」さんではないかと思います。

 「中央卸売市場」がもたらした「功罪」は色々ありました。最大の「功」はなんと言っても全国各地の花き生産者の方々が、「大量生産・大量販売」の生産・流通形態を作る事が出来た事です。「罪」は「自分達(市場側)の都合」で「生産体制(販売形態)」を大きく変えた為に、「少品種大量流通」志向になり、「消費者目線」での「商品提供」が出来にくくなってきた事です。

 野菜の流通が全く同じ様な様相を呈しているそうです。これからの花き流通は「野菜と同じ轍」を踏まないよう、消費者目線での「生産・流通体制」の構築に配慮しながら、更に前向きに頑張って行きたいと思います。