平成25年1月10日 第18号

久し振りの「社長の日誌」掲載になります。申し訳御座いませんでした。
最後に書いたのが平成21年10月3日ですので約3年3ヶ月のご無沙汰でした。

昨年末の衆議院議員選挙では「自民・公明」両党による圧勝に終わり、世の中が様変わりとなるような様相を呈しています。
安倍新政権、発足はしましたが実際にはまだ特に何もしておりませんが、何となく期待感の持てる政権となりそうな気配です。
新聞、テレビの報道を見ていても、やはり今迄の民主党政権とは比較にならない位の期待感が載っています。しかし、専門家の人達の評価も様々で、実際には「やって見なければ判らない」と言う事が本音なのではないでしょうか!!

ところで、私共の花き業界では昨年末から大変な事態となっております。
まず、昨年9月29日台風17号が沖縄県に上陸し、暴風雨の影響で年末出荷用の「輪菊・小菊類」が壊滅的な被害を受けました。その後、台風は更に北上してスプレー菊や鉄砲ユリの産地である「沖永良部」にも大きな被害をもたらしました。
年末商戦に絶対必要な「松、千両」も夏~秋口にかけての「高温少雨」が影響し、例年の70~80%の作柄・・・と言う様な事態となりました。
私共市場にご出荷頂いている主産地である「茨城県波崎地区及び千葉県飯岡地区」では比較的「後継者」も育っており先行き楽しみな方々ですが、一般的にはかなりの生産者のところでは「後継者がいない(いても後を継がない)」状況のようです。
日本全国で「生産者の皆さん方」の高齢化は進んでおり、後継者のいない方々が毎年、廃業や生産縮小傾向となっております。
その為、毎年入荷量は減り、やむを得ず不足分を「輸入品」に頼っているのが現状です。
この傾向は今後益々強くなり、東南アジアをはじめとする世界各国の「花き産地」との取引が増えてゆくものと思います。
当然、需給バランスが崩れて来ると色々な商品価格は「乱高下」します。
野菜も含めて花き産品はこれから「高値安定の時代」になってくるのではないかと思います。長年の安値がたたり生産者は疲弊し、私共の業界だけではなく中小零細の産業では後継者は育たず、この先も苦戦は免れようもありません。
この傾向は花屋さん達も同様です。やはり後継者がいないために廃業や縮小に追い込まれている方々が増えており、花の販売力を大きく削がれている状況が続いています。

暗い話ばかりの中での「安倍新政権登場」で皆さん方の期待が膨らむのもやむをえない・・・と思います。

せめて今年は少しでも明るい良い年にしたいと思います。 その為に何をするのか? マニフェストではありませんが「出来もしない事」を書いて「嘘つき」と言われてはいけないので敢えて書きませんが、お取引頂いている生産者や花屋さんの皆様方の今年1年我々市場への期待に対する評価は、「来年」まで待ちたいと思います。

本年も何卒宜しくお願い申し上げます。