平成17年11月26日 第6号

青梅では霜も降り始め、朝晩大分寒くなりましたが皆様方におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。

間もなく今年も12月となりますが、すでに年末商戦の対応にお忙しい毎日をお送りのことと思いますが、年内の商品動向についてお話をしてみたいと思います。

まず、松に関しては昨年の台風による長雨の後遺症が残り、かなりの不作となっております。前年よりも20%は少ないであろうと予測されます。一昨年と比べると40~50%少ない数量しか入荷が期待できません。必要最低限は注文を入れておいたほうが無難ではないかと思われます。

千両につきましては今年はかなりの豊作が予想されます。昨年もややダブツキ気味でしたが今年も実付きはよさそうです。

菊につきましては非常に判断の難しい状況です。例年どおりの作付けはあるものの、11月の気温が高く、全体的に前進傾向が見られるとの事です。出荷のピークが12月15日~20日頃になりそうとの生産者がおりますが、今後の気温の変化で多少の前後は有ると思いますが、年末ぎりぎりになって不足しそうな気配です。

沖縄県「太陽の花」は比較的潤沢にありそうですので「黄菊」はこちらで対応していただければと思います。渥美半島産は宛にならない状況です。

シクラメンについてはかなりの人が「ガーデンシクラメン」の作付を増やしている為に5寸、6寸は減産となっております。又ここ数年の安値が生産者の「生産意欲」の減退を招き、品質的にやや見劣りするものが増えております。

秋の気候が温暖すぎた為に若干軟弱なものが出荷されてきておりますが全体的によく詰まったしっかりしたものをお選びいただきたいと思います。

シンビジューム、他洋蘭類はやはりここ数年の安値が生産者の懐を直撃し、立ち直れなくなりつつある状況です。益々減産が進むものと思われます。

来年以降、原油の高騰が生産者や運送業者にかなりの負担となってきます。

単価が伸びない中で生産コスト、流通コストだけが増え、減産をしたり又は廃業する人も出てくると思います。

1月~3月出荷の暖房費のかかる商品はかなり減る見通しですが、5月以降暖房費のかからない時期には逆に増産傾向となりますので、夏場から秋口にかけての相場の下落はありえます。

いずれにしましても今までにない経験をすることになると思いますが、しっかりと集荷をしてゆく所存ですので今後とも宜しくお願い申上げます。